例えば
〇会議(もしくは打ち合わせ)で確認されたことAがある
〇会議終了後に、いくつかの出来事があり、確認されたAはBに変更される
〇そこで、議事録に確認事項はBとして記載される
〇会議参加者にはAからBに変更された経緯は共有はされない
これは、色々な取り組みをしていると、悪意なくたまに生じる現象だろう。
この現象が起きる要因は
〇会議の主催者が、会議での確認事項が重要だと考えていない場合
〇AからBに変更する経緯が、会議参加者全員に共有できない特別な事情がある(この場合、経緯は共有されなくても、変更があったことは共有できるはずなのだが、状況によってはAがたったことさえ抹消してしまうことがある)場合
〇議事録の取り方が不十分で、Aが確認されたことが曖昧なまま、会議後にAからBへの変更がされてる場合
この現象のメリットは
〇AからBへの変更に関わった人の心理的ストレスは少なくなる
この現象のデメリットは
〇会議参加者の会議に対しての不信感が生じる
〇会議運営者の会議に対しての重要視が持てなくなる
〇会議が形骸して、意見を共有する場としての機能のみになり、判断決定機能を失う
会議での決定を会議外で変更するなんて、普通にありすぎて、感覚がマヒしている人もいると思うが、基本的に、会議外での変更は、会議に報告されるのがルールだろう。
それができないのは、基本的に仕事ができないってことだと僕は考えている。
これは、会議外で会議での決定判断を覆してはいけないって話ではない。
覆すのであれば、覆したことが共有される必要があるって話だ。
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